iPhoneお役立ち情報
パスワードの打ち間違いにはご用心!
[2020.08.22] スマホスピタル江坂
スマホのセキュリティーは諸刃の剣!?
iPhoneにはTouch ID(指紋認証)やFace ID(顔認証)が搭載されており
基本的なセキュリティーは万全ですし
その2つがうまくできない時などのために
パスコードでもロックを解除できるようになっていますよね
しかし、このパスコードを何回も打ち間違えると大変なことが起きてしまいます!
パスコードを10回間違えてしまうと「iPhoneは使用できません」というメッセージが現れます
こうなるともはや初期化(に似た状態にする)以外に復旧する手段はありません!
自分のiPhoneのパスコードなら普通は10回も
間違えることはないのであまり気にすることはないのですが
修理屋ではこんな状況に陥ったiPhoneをよく目にします
その原因は画面割れです!
画面割れただけでなんでロックがかかるんだ?とお思いの方もいらっしゃると思いますが
画面部分にはタッチセンサーがついています
そこが壊れるとタッチが暴走する「ゴーストタッチ」という現象が起きます!
自分は全く動かしていないのにスマホが勝手にパスコードの数字を連打してしまうのです
その結果セキュリティが勘違いし
「他人がロックを解除しようとしてる!」といった感じにiPhoneを凍結させます
そしてその凍結は全てをリセットすることでしか解除することができません
どうすれば使えるようになるの?
凍結を解くためには特殊な機器を使い初期化と似たような状態にする「復元」を行います
こうすることでようやくiPhoneが使えるようになるわけです
ただデータの何も入っていない状態だともはや意味がありませんよね
こんなことにならないために、じつは設定で凍結されない状態にすることができるんです!
(ただし!本当に盗難にあった時何度間違えてもロックがかからなくなります!)
iPhoneの設定アプリから
Touch IDとパスコード(iPhoneX以降はFace IDとパスコード)をタップしてパスコードを打ち込みます
その中の一番下に「データを消去」という項目があるのでこちらをオフにしてください
これで誤動作による封印は無くなります!
ご自身の判断でこちらの設定を切り替えてみてください
アクティベーションロックとの違い
ちなみにiPhoneには今回ご説明したロックとは別に
アクティベーションロックというものも存在します
こちらは初期化した後にかかるロックです
初期化する前にログインしていたApple IDを打ち込むことで解除できます
何故こんなロックが必要かというと、もしこのロックがなければ
スマホが盗難されてしまった時に初期化するだけで第三者が簡単に使えてしまうからです
なので初期化後はApple IDを打ち込む必要があるわけです
つまり「iPhoneは使用できません」と表示されてしまった端末は
一旦初期化と同じような状態にした後に直前までログインしていたApple IDを打ち込み
アクティベーションロックを解除してようやく使える状態になります
かなり複雑かつ時間がかかる手順ですので
画面が割れてしまったスマホはできるだけすぐに電源を切り
当店へお持ちいただければと思います!
他にもスマホに関してお困りのことがあれば、ぜひ当店までご相談ください
お待ちしております!
スマホスピタル江坂
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